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Photoshopはいきなり触らない!デザイン前の情報整理とラフの大切さ

こんにちは!とっしーです!

今回は、デザインを進めていく上で知っておきたい情報整理と「ラフ」の重要性についてご紹介します!

ラフというのは、簡単に手書きで頭の中のイメージを起こす(具現化する)作業ですが、情報を整理するという意味合いもあります。

初心者のうちはすぐにツールに向かいがちですが、実はこのラフ作成、非常な重要な役割をもっていて、デザインをスムーズに作り上げていく上でには欠かせないものなので、この記事で詳しく説明していきます。

それでは早速みていきましょう!

目次

いきなりPhotoshopを触ったら、デザインがまとまらず迷走してしまった…

とっしー

見出しは僕の体験談です。笑

最初のうちはこのようなケースが本当に多いと感じます。確かにツールをいじっているのは楽しいですし、むしろいきなりツールに向かうほうが早いのでは?と思ってしまいますよね。

でも実は、ツールを触る前にやっておきたいことがあります。それは、

  1. まずは情報を整理する
  2. できれば手書きでラフを描く

この2STEP。なぜこのような一見めんどくさくて、楽しくもなさそうで、作業の手間になるようなことをする必要があるのでしょうか?

次からひとつひとつみていきましょう!

まずはデザインに必要な情報を整理することが、結果的に作業を効率化する

まきすず

何で、情報を整理する必要があるの?

そもそもデザインとは、自分が伝えたいことを、伝えたい人に、最も伝わりやすい形で届ける技術です。そのためにはデザインをする本人が情報を理解していることが絶対的に必要で、そのために伝えたい情報や関連要素を整理することは非常に大切なのです。

まきすず

情報整理って具体的にどんなことをすればいいの?

大きく分けると、次の4つの要素は抑えておきたいところ!

  • なんのために(何を伝えるために)デザインするの?(Why)
  • 伝えたいこととその優先度は?(What)
  • 伝える相手は誰?(ターゲット、Who)
  • いつ(When)、どこで(Where目)にするのか?(特に印刷物の場合)

参考までに、それぞれの例も記載しておきます。

具体例

なんのために(何を伝えるために)デザインするの?(Why)

新規開店するお店のオープンセールの内容を伝えるため。

伝えたいこととその優先度は?(What)
  • 開店セール開催!
  • 9/1〜9/30までの1ヶ月
  • 全品30%オフ
  • 店舗の地図
  • 代表的な商品写真
伝える相手は誰?(ターゲット、Who)

グループのメンバー会員のお客様で、対象エリアの方

といった具合です。この基本的なことが頭に入っているだけで、デザイナーの中にビジュアルを構築するための軸ができるので、筋道を立てて考えやすく(迷走しづらく)なります。

情報整理して軸を明確にしたら、今度はいよいよラフ。次で詳しくみていきましょう!

デザインの前に重要なラフ作成!意外なメリットも!

まきすず

情報整理はわかったけど、なんでラフなんて描かないといけないの?

この段階でツールをいきなり触ってしまうと、2つの面で問題があるからです。

  • 作業スピードの問題
  • 機能に思考が偏る(どう使うか?、または何を使うか?という「機能ありきのデザイン」に)

作業スピードの問題??

ツールを手のように扱えるくらいに慣れている人であれば別ですが、基本的には手描きでイメージを具現化して行ったほうがが作業スピードは早いです。

特に、イメージが固まっていない段階では、アプリケーションを介すことにより頭の中にあるイメージの具現化が遅れてしまうことが多々あります。頭の中はどんどん変化してしまいますし、特に初心者時代はツールの操作にも慣れていない時期。

とっしー

まずはラフを予め描いて、ある程度全体像を含めた頭のイメージの具現化をしてから、ツールで形にしていく、というやり方がよいです。

機能に思考が偏る??

機能に思考が偏る、というのもツールファーストで起こりがちな話。

とっしー

特に初心者のうちは機能を全て熟知していないので、機能を使うことが目的になってしまうことがよくあります。

このビジュアルを実現させるためにこの機能をつかう」というのが本来の思考の順序であるのに対して、「この機能を使えばなんとなくいいビジュアルができそう」という思考で、やたらといろんな機能を触ってみたりするのが問題。「どんどん機能を試してみたけど全然デザインまとまらないし、進まない。。」という結果になることがほとんどなのです。

これは僕にも経験があるのですが、Illustratorの機能で「フレア」と呼ばれる、太陽の光を表現できるような機能があります。当時僕はこの機能が大好きで、綺麗な光の感じを表現できるためやたらと多用しており、結果まとまりのないデザインを作ってしまったということがありました。

ツールはいろいろなことができるので、好奇心旺盛な方にとっては余計に楽しくて仕方がないという気持ちもわかるのですが、上記の問題を起こさないためにもぜひラフの習慣身につけて、デザインを上達させていきましょう!

まきすず

でも、絵は苦手な人はどう描けばいいの?

デザインラフは、あくまで整理した情報を「自分のために」具現化する手段ですので、人それぞれではありますが、上手に絵を描く必要は全くありません。ざっくりとしていても、自分の中で整理できていればOKです。

ポイントとしては下記のようなことをおさえておけば問題ないでしょう。

  • なにをどこに置くのか?(要素の配置。優先順位を踏まえて)
  • 雰囲気や世界観のメモ

まとめ

以上、情報整理とラフの大切さについての解説でした。

初心者のころはラフがめんどくさく感じられますが、僕はやり出してからデザインの組み立てがスムーズにできるようになりましたし、ツールの学習にも無駄がなくなりました。

つまらないようですが、手書きであれこれと考えるのもクリエイティブで意外と楽しいものです。慣れてくるとクライアントやチームメンバーと話しながらデザインをまとめていくこともできるようになるので、スピードが格段に変わってきます!

ぜひ普段のデザインにラフを取り入れていただき、成長してもらえれば嬉しく思います!

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