最初から全てを学ぶ必要なし!最短で習得するデザインツールの使い方
こんにちは!とっしーです!
デザインツールに限らずですが、新しいことを学ぶときにはよく分厚い入門書などを購入して、1から順に勉強していくスタイルの方も多いのではないでしょうか?
僕もそうだったんですが、このやり方は実は効率が悪く、挫折せずにスムーズに習得していくのが難しいです。。
この記事で紹介するポイントは、がむしゃらに勉強するのではなく、効率的にデザインツールを習得して、デザイナーとして成長していただく手助けになることを願って書きました。ぜひ参考にしていただければと思います。
それでは早速みていきましょう!
「勉強のための勉強」よりも、「まずつくる」
僕はデザイナーになる前に、学生時代に1度、先輩と一緒にIllustratorの知識をインプットしようとしていました。デザインのためにIllustratorを学ぶというよりは、学生時代の時に、必要だった当時の研究などで図を作るためでした。
そこで先輩が持っていたのは分厚い入門書。僕はIllustratorに対して、「限られた人しか使えないスーパー難しいツール」というイメージをもちました。途方もなく時間がかかりそうだし、やる気も削がれる感じ。。
入門書が悪い、わかりにくい、ということではなく、使い方次第で活用できる部分はあるのですが、Illustratorはかなり高機能。学んでいるうちにどんどん機能を忘れていってしまいます。
次で詳しくご説明します!
なぜ「何かをつくる」というゴールが大事?
ゴール設定を変えるのには以下の4つ理由があります。
- 実践的な使い方が身につきやすい
- 達成感が得やすい
- 構想力が身につきやすい
まずは「実践的な使い方」について。
作りながら学ぼうとすると、網羅的に学ぶのとは違い、今この瞬間に必要な機能のみに集中して学習するので、無駄がなく学びが濃くなります。これが最大のメリット!
また、書籍や学校で1から時間をかけて学んでいくよりも、自分で作ろうと決めたものを試行錯誤しながら作り上げた方が、達成感が得やすいです。
最後の構想力については、習得した後にも生きるスキルです!
ツールを使いこなせるようになったらをしたら、今度はプロとしての階段を上がりながらどんどんつくるフェーズにいきますよね。その際に、自分が作りたいものを作るにせよ、依頼されたものを作るにせよ、「何をどう作るか」を考えながら進めていく必要性に迫られる。
その時のために、最初から作りたいもののイメージを持ちながら取り組んだ方が、構想力が育まれて将来に生きてきます!
なるほど、学ぶ意識より作る意識で取り組むのはわかった!けど、どんなものを作っていけばいい?具体的に教えて!
最初に取り組むべきものはズバリ!バナーがベストだと思っています。その理由は次で詳しくみていきましょう!
短期間でできるバナーを最初のゴールとするのがおすすめな理由
バナー作成を最初のゴールとしておすすめする理由は、大きく2つです!
- 比較的短期間で達成感を味わえるので、モチベーションが保ちやすい
- 制作時に、意外といろいろな機能を使う
バナー制作は、企画の状態や素材の用意次第ではあるものの、プロであれば30分から1時間程度で完了します。
初心者の方でも、Webサイトのデザインを一通りやるより、何倍も短時間でできると思いますので、集中力が続きやすい。
よくわからない機能と粘り強く格闘していると、何をしたいのかわからなくなったり、過去の学びを忘れてしまうので、細かく達成感を味っていった方が実は効率的なのです。
でもそれだと習得できる機能に幅がでないのでは?というのが懸念点だと思いますが、バナーは意外と利用する機能が多いです。
そのくらいバナーは表現力の幅が広いものなので、「まずはこのバナーを1つ完成させよう!そのために必要な機能は…」といった感じでつまみ食いするような勉強法が、実は効率のよいツール習得法です。
ツールが学習も兼ねて、バナー作成から始めてみようと思った方のために、バナー作りのポイントも下記の記事で解説していますので、よろしければご覧ください!
まとめ
以上、デザインツールの習得するときの考え方をご紹介しました。
本記事を通して伝えたかったのは、デザインツールというものは何ら難しいことはなく、慣れれば誰でも使えるようになるということです!
特に、各機能に分解して考えれば習得しやすいので、最初から「高機能」というところに尻込みせずに、ぜひひとつひとつの機能を着実に習得する意識で取り組んでみてください。
また、勉強のための勉強をするよりは、何かを作りながら、その手段として学ぶやり方が1番身につくので、バナーなどの簡単なもの、またはその一部でもいいので、「学びながらつくる」ということを意識してみてください。
ご精読ありがとうございました!
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