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【家づくり日記Vol.2】カフェ風がコンセプト!機能性住宅の完成見学会

こんにちは、まきすずです。

将来の暮らし方を本気で考え出したわたしたち。積極的に、家のことをYouTubeや書籍やブログで調べて、そして気になったメーカーさんのモデルハウスなどにお邪魔して、自分たちの理想の家を思い描いています。

そんな私たち、今回は、茨城県つくば市にあるKibaco(キバコ)さんの完成見学会へ行くことに。

Kibacoさんの存在を知ったのは、つくば市の飲食店情報を集めている雑誌から。

まきすず

つくば市は、パン屋さんがたくさんあるということは知っていたので、パン屋さん巡りがしたいなーと雑誌を眺めていたところ、雑誌の途中でKibacoさん特集(広告かな?)の家が紹介されていて、素敵な家だなーとすごく目を惹かれたことがきっかけです。

そのためすぐにコンタクトをとったら、ちょうど完成見学会があるとのことで、紹介してもらいお邪魔することにしました。

目次

Kibacoの魅力

そもそも、Kibacoのどんなところに惹かれたかとお伝えすると、デザイン性はもちろんですが、Kibacoさんのこだわりの「より少ないことは、より豊かなこと」という言葉。

「より少ないことは、より豊かなこと」

ドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエの言葉。

「モノ」と「情報」で溢れている今だからこそ、
家やそこでの暮らしを見つめなおし
本当に必要なものを大切にして暮らす。

https://kibaco.work/concept

私たちはあまり荷物が多いことが好きではなく、また最近の家電にありがちな「最新テクノロジーにすれば全てよし!」という家電の売り方とかも好きになれず・・・最小限の機能やシンプルな設計で、シンプルな価格にしてほしいという感覚が強いのです。

それは確かに家も同じこと。なくても困らない機能をつけ、最新のテクノロジー任せの家になっている気がして、本当に大切な家づくりがされているのか、そして無駄なコストがかかっているのではないかと、すごく疑問を持っていたのです。

そのため、デザイン性も高く、考え方にも共感できるKibacoさんに興味を惹かれました。

完成見学会で実際のお宅訪問!

完成見学会は初めての経験です!

モデルハウスとは違って、リアルな予算の元に作られた家の見学ができるので、モデルハウスによくある、いわゆる「(家具なども置かれて)完成された家」よりも、リアルな状態を見ることができます。

本当はモデルハウスよりも、完成見学会に行く方が、暮らしのイメージもしやすく現実的かなと感じております。

ということで、さっそく完成されたお家を訪問します。完成見学会なので、実際のお施主さん(家づくりを依頼した方)もいらっしゃいました!どんな雰囲気の方がこの家を建てたのかもわかっていいですね。

ちなみにKibacoさん自体も茨城県にある工務店で、茨城県は線路沿いから離れるとのどかな風景になって広々として、いいなーと思わせてくれる雰囲気です。東京からもそんなに遠くはないので、ちょっと郊外で広々とした場所に住みたい方には茨城県ってほんとおすすめだと思うのですよね。

そんな茨城県の魅力はさておき、今回おじゃましたお家ものどかな場所にあるお家、周りは広々としてとってもそれだけでも羨ましい話です。

魅力は家族が集まるリビング

リビングの様子

今回の完成見学会のお宅は、広々としたウッドデッキを持つL字型のお家です。ウッドデッキ方面に、広い窓のおかげで光が充分に入るリビングとキッチンがあり、部屋は十分に明るく広々感じさせてくれます。

小上がりの和室

そしてリビングには、畳も用意されていたので、畳も入れると広々空間!畳があると、直接ゴローンと横になることが出来ていいなぁーと思います。段差があるエリアになっているので、段差を利用して座ることもできるし、普通にテレビを見ながらでも、寝てられるのがいいなと思いました。笑

さらにいいなと思ったところは、リビングの天井設計!他よりもちょっと高めな空間にして広さを感じられるように、あえて柱を見せているそう。そのおかげで、さらに広く感じるのですね。ちょっとした何気ない工夫がいいなと思います。

床材は、無垢材のオークを使用ということで、優しい色合い。カフェ風の落ち着いた雰囲気。家でこの雰囲気が味わえるって幸せですね〜。カフェいらずになりそうです。

本当のカフェみたいなキッチン空間

キッチンダイニングの様子

キッチンは、これまたおしゃれ!ほんとにカフェのような作りで、ぜひコーヒーを飲みに来たくなる空間です!

キッチンの隣にダイニングテーブルが並ぶ作りなのですが、個人的にもこのレイアウトは好きです。家事動線を考えるとスムーズそうで、食卓との一体感も生まれます。

そしてL字型の作りから、キッチンにも大きな窓があるので、十分に光を取り込みながら、さらに外の様子を見て食事を楽しめそうです。朝食には、今日の天気具合もわかっていいですね。

キッチンからも、ウッドデッキへもすぐに行けるので、気持ちの良い日は外で食べよう!とできそうでいいですね。いつものご飯を外で気軽に食べられれば、ちょっとした気分転換にもなるし、楽しい日々が送れそう。

子どもが小さいうちは、とことん外ごはんで利用したくなるウッドデッキです。

キッチン横のスタディーカウンター

キッチンで、さらに羨ましい!と思ったところが、壁にスタディカウンターを設置している!これも、欲しいなと思っています。というのも、子どもがそばで勉強しやすそうな場所を作ってあげることで、宿題をする子どもの様子をみながら料理ができ、さらに会話もできそうなので、スタディカウンターはわたしの中でもマスト中のマストです!。

将来的に子どもが使わなくなっても、自分が使えるし、もしくはキッチンスペースが広くなったと思えば、ぜひ取り入れたいスタディカウンターです!

キッチン台

そしてそして、キッチン!こちらのお家は黒!黒い天板はさらにおしゃれですね!!黒の天板のキッチンはあまりないそうですが、ぜひやりたいです!可愛いだけじゃなく、黒をちょろっと取り入れることで、インテリアも引き締め合っていいですね。

このキッチンの天板は人工大理石とのことなので、丈夫さもあるとのこと。見た目も丈夫さも問題なかったら間違いなく採用です。

さらに、奥には広ーいパントリー収納!(写真撮るの忘れましたが・・・)これだけ広いとストックも何でも出来ていいですね!今のわたしたちの賃貸では、スペース無くて余分なストックも厳しい状態です。

また1階には、洗面台、お風呂、そして最近流行っているという洗濯ルームがありました。洗濯スペースがあると室内で干すことも気軽にできていいですね!

ただ、わたしは外派で太陽の光でしっかりと乾かすことが好きなので、これは作らないなーと思いながら、でもこの空間は素敵空間に仕上がっていたので、うらやましい限りでした。

2階も広々個室空間

2階に上がります。こちらも、充分な広さを感じる空間で、床材はアカシアを採用しているとのこと。

まずは寝室から!寝室で珍しいなと思ったのが、ベット配置用の台が備え付けのようです。こちらは、1段高さを出していて、すのこにしているよう。その下に珪藻土を敷いているようで、珪藻土により、湿気対策もしっかりと出来るとのことでした!

このような作りにすると寝るところの移動はできず、模様替えとかは出来ないですが、あまり模様替えもしない場合には、この作り布団でも気軽に敷けて、湿気も気にせずで良さそうなところがいいですね。

ただ、下に埃はたまりそうなのでしょうか?一応すのこが外れて掃除ができるとのことなのですが、実際に使ってみないと掃除のしやすさはわからないかもしれませんね。

寝室から出て隣のお部屋は、4.5畳の書斎のようです!書斎で4.5畳は広いですね!なんでも置くことができる本当に趣味部屋になりそうです!

そして、部屋通しでつながっているわけではないですが、個室っぽい作りの広々ウォークインクローゼットもありました。最近は、ちょこちょこ収納棚を作るよりも、大きなクローゼットを1つ用意してそこに何でも収納することが主流のようです。「なるほどー!」

最後に、9畳の部屋が1つありましたが、ドアが2つ用意されています。将来的に壁を作れば子ども部屋を2つ用意するということ。このタイプも最近多いようで、子どもの成長に合わせたレイアウトができるので、こういった方法もとても参考になります。

子どもが実際に、個室が必要な期間って実は短いです。小学校高学年から?中学生あたりからとして、大学は家を出てしまったら、6年ほど・・・未来はわからないけれど、個室が必要となる期間って実は長い人生の中のちょっとした期間なんですよね。そう考えると、最初から4.5畳の部屋を2つよりは、何にでも応用が効きそうな9畳の部屋にしておくことで、将来の何が発生するかわからないことにも臨機応変に対応できそうです!

Kibacoさんの家づくりとは

Kibacoの立ち位置と費用の話

最後は、Kibacoの代表の方とお話をしました。私たちも今回ではじめて知ったのですが、家を建てる会社は、3種類ほどに分けられるようで、大手ハウスメーカー、中堅ビルダー、そして小規模の工務店。

大手ハウスメーカーは全国区のようなCMも持つメーカーなので、多くの人はご存知だと思うのですが、中堅ビルダーはわりと、その県ではそこそこ大きいというもの。年に100棟ほど対応可能ということです。

そして、Kibacoは工務店。工務店は地元密着型という感覚で、少人数で小規模、年に数十件程度のみを建てるということでした。

それにより、価格帯も異なってきているのですが、何が大切かって、トータル費用に対して、家に関わる費用は実際どれくらい使われているのかといういこと。

たとえば、2000万円の家を作った時に、その何割が家のための施工代で、他は何に使われてしまうのかということです。例えば、大手ハウスメーカーはCMなどを作るための広告、人件費、そして大規模なモデルハウス。そういった、自分の家とは直接関係のないところでの費用が実は、その2000万円の中に入っているということです。

もちろん、そういったことで社会がまわっているので当たり前なのですが、こういった直接関係のない費用が少なかったら、実はもっと安く家がたつし、またはもっといい建材で家を建てることができるというわけですよね。中堅ビルダーもやっぱり全国CMとまではいかなくても、広告料が結構発生しているということでした。

その点、地元密着型は地元の人向けに、知人からの紹介や完成見学会などで見つけてもらうということで、モデルハウス料や広告料ということがほとんどないということです。(もちろん、地元のタウン紙程度には出稿していると思いますが)

そのため、2000万円でもしっかりと家のために予算が回るそうです。こういったことって誰も教えてくれない、業界ならではの話ですね。とても参考になりました。

無駄な労力、費用はなくして

また地元ならではのコネクションで、例えば家具を家に合わせて購入するよりも、家に合った家具を安く作りますよ。ということも対応してくれるそう。その方が安くなるのはもちろん、家の雰囲気にもピッタリとなるとのことで、わたしはこのやり方がすごくいいなと思いました。

以外と家具を買うって、高いことはもちろんですが、実際のサイズ感や、雰囲気に合うかを見極めなが探すって本当に大変なんですよね。お気に入りのブランドで、こだわりでもない限りは、本当に根気のいることです。家具を見るのが好きでも、なかなかに大変な作業・・・

これを家を作る時と同時に作ってくれるとういことなら、ぜひぜひお願いしちゃいたいです。

今回の完成見学会で気がついたこと

家は、お施主さんはもちろん、本当に良い家を無駄なく作ろうという想いをもった方と出会わなければ、いい家を建てるって難しいのではないかなと思います。

素人がいくら調べあげても、やっぱり最後はプロとしてたくさんの家づくりの経験を持っている方の意見は大切にしたいです。そのため、その方が言ったことが間違っていても、「それは違う!」とははっきりと言えず、流されてしまいがち。さらに家を売りたいがための営業マンは特に、良い家に住んでほしいのではなく、「家を売りたい」という思いで仕事をしていると思います。

自分たちが良い家を作れるかは、誰に作ってもらえるかも、少なからず必須項目だなと感じました。

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