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自分のデザインを添削しよう!上達する人のこれだけチェック項目

こんにちは、とっしーです!

デザインをつくってみたけど、なんか違う…でもどう変えていいかわからない

デザインを学びたてのころは、多くの人がこんな壁にぶち当たると思います。デザイン四大原則も学んだし、普段からいろいろなデザインもリサーチしてる、、、けど、なぜか自分の作るデザインはイマイチ。。。先輩デザイナーも近くにいないし…

とっしー

この記事は、そんな方のお悩みを解決する内容を目指しました!

デザイナーとしての実務経験豊富な僕たちが、デザインのセルフチェックをどうやっているのかをまとめて解説していきます!

まきすず

自分のデザインを振り返るコツを掴み、習慣にできると、それだけでデザインの上達スピードも上がっていきますね!

簡単なポイントを押さえるだけで、客観的にデザインを見れるようになっていくので、ぜひデザイン学習の参考にしてみてください!

それではまず1つ目のポイントから参りましょう!

目次

【チェック項目1】使った色を振り返る

まず最初のチェック項目は、使った色を確認するところから!

ポイントは、

  1. 色数」は多すぎないか?
  2. ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの比率は適切か?
  3. 意図しない原色」は入っていないか?
  4. カラーコードは統一されているか?

の4つ。以下で1つずつ解説していきます!

1. 「色数」は多すぎないか?

色の数は、基本的には「2〜3つ程度の有彩色+グレー白黒などの無彩色」に抑えられているか、を確認します。

色には、もともと備わっている雰囲気(赤であれば情熱や親しみやすさ、青であれば冷静さや知的さを表すなど)があるので、色の数が多いと、それぞれの色の主張がぶつかってしまったり、バランスが悪くなってしまうことがあります。

もちろん、バランスをうまく調整できれば、カラフルな色使いでデザイン全体を仕上げることもできますが、明度や彩度を調整したり、全体としてまとまりのある雰囲気(トンマナ)を統一していくのは難易度が高い作業。ある程度経験も必要です。

そのため「色数は少なめに」を基本として理解しておくとよいです!

2. ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの比率は適切か?

色の数が絞れたら、今度はそれぞれの色の比率を考えていきます。

色には3つの役割を持たせるとわかりやすく、

  • メインカラー:15〜25%
  • ベースカラー:60〜75%
  • アクセントカラー:5〜10%

といった比率をガイドラインにすると、バランスよく、情報が伝わる配色になりやすいです。

まきすず

プロでもこの基準に沿って調整しているケースは多いですね。

3. 「意図しない原色」は入っていないか?

原色、またはそれに近いような色を使っていないかも要確認です。

原色はほかの色と調和しにくく自然界にも存在しない色なので違和感を与えやすいからです。

じゃあどうすればバランスの取れた組み合わせになるのか、については、以下の記事で詳しく解説しています!色について学びたい方はぜひご覧ください!

4. カラーコードは統一されているか?

最後にカラーコードをチェックです!

具体的にいうと、同じ色にみえる部分が、実は微妙に異なったカラーコードになってしまっていないか?を確認する、ということ!

ありがちな例としては、

  • 以前のプロジェクトで使っていた色が混ざってしまったり
  • 参考デザインやロゴなどから色をとるときのスポイトの位置などによって色が変わってしまったり

ということが意外と起きやすいのです!

とっしー

パッと見、違和感がないのでそのままにしてしまいがちですが、デザインにおいては「神は細部に宿るもの。

特に、コーディングをほかの人が対応するプロジェクトなどでは混乱の元になりますし、クライアントにデザインガイドラインを提出するような場合も、どの色が正なのかわからず困ってしまいます。

細かい部分ですが、最後にチェックしましょう!

続いては2つ目のチェック項目です!

【チェック項目2】情報量と優先度を確認

ここで振り返りたい具体的なポイントは、以下のような内容!

  1. 要素の数は、多すぎることなく適切か?
  2. 意図しないところが目立っていたり、主役が沈んでいたりしないか?

といった部分をみることが大切です。順番に解説していきます!

1. 要素の数は、多すぎることなく適切か?

特にキャンペーンやPR系のデザインで多いのですが、購入を促そうとするあまり、ついつい情報を詰め込みがちになること。

一見、全てが必要な情報に見えてしまうものですが、冷静にみつめると、言葉が重複していたりターゲットユーザーには不要な情報が入っていたり、ということも結構あります!

もちろんデザイン前にも、情報整理をしてからデザインをするのが通常の流れですが、完成してからあらためて情報を見つめ直すことで、新たに気づくこともありますし、完成度の高いデザインへ近づいていきます。

とっしー

そのため、デザイン後にもあらためて情報量をチェックすることが大事です!

2. 意図しないところが目立っていたり、主役が沈んでいたりしないか?(優先度確認)

情報量を見直したら、次は情報の中での優先度チェックです!

まきすず

デザインにおいて、「結局何を伝えたいのか?」が明確になっていないと、伝わるデザインにはなりません。

  1. 1番伝えたいメイン情報
  2. 2番目に伝えたい補足情報
  3. 雰囲気を伝えたりクリック訴求のためのサブ情報

など、デザインした情報の優先度を見直しましょう!このときに振り返るべきは、やはりデザインの四大原則!

とっしー

情報を的確に伝えるための基本となるデザイン四大原則は、以下でもまとめているので、参考にしてみてください。特に初心者時代はコントラストが難しく感じるので、特に意識しましょう!

バランスを崩してしまうありがちな失敗例としては、以下のようなケースがあります。

  • キャッチコピーより、背景の写真が目立ってしまっている
  • あしらいに気合を入れすぎて、情報が伝わりづらい(みづらい)
  • 色やフォントサイズのコントラストがなく、全体がぼんやりした

このあたりは、デザインに夢中になっているときはなかなか気づけないものでもありますし、デザインをやりはじめのころは色々な表現に挑戦したい気持ちも強いので、「気付いたら方向性がズレていた!」というのは珍しくありません!

特に意識したいのは、装飾のやりすぎチェック

世界観の表現のためには、さまざまな装飾パターンを試していく過程を通りますが、情報伝達の妨げになってしまっては本末転倒

デザインは引き算」とよく言われますが、装飾過多になっていないかの確認は入念に行いましょう。

例えば文字であれば、視認性・可読性に影響するような装飾になってしまっていないかをみるために、

  • ドロップシャドウ
  • グラデーション
  • 袋文字
  • 背景の写真や色

などを、一旦引き算したパターンもみてみることをおすすめします!

まきすず

装飾を外した方が、意外とわかりやすかった!なんてこともありますので、細かい部分までこだわって確認しましょう!

とっしー

上達のためのセルフチェックとして、意識してみてください!

【チェック項目3】デザインの方向性(世界観)をチェック

最後は、デザイン全体としての世界観、トンマナが統一されているか(まとまりがあるか)をチェックしていきます!

とっしー

例えば、高級感を意識すべきデザインなのに、どこか子どもっぽさが入ってしまっていたり、可愛い系のデザインにしたいのに、なんとなく真面目な感じが抜けなかったり。。といったことですね。

適切な世界観かどうかを判断するポイントは、

  • ターゲットやデザインテーマに、あらためて立ち返ること
  • 立ち返った上で、それを軸につくったデザインの理由言えるか?を考えること

この2つが大事だと感じています。

特にデザインのロジック(理由)については、自分が再現性高くデザインしていく「本質的なデザイン力を身につけるために非常に重要。例えば、

  • なぜこの色を使っているのか?
  • それぞれの色を使う場所は、なぜそこなのか?
  • なぜこの写真を使うのか?
  • 各文字について、なぜこのフォント、フォントサイズなのか?
  • なぜこの余白サイズなのか?
  • なぜこのレイアウトがよいのか?

と言った感じで、自分のデザインに質問をぶつけていきます。

世界観がしっかり考えられて設計されているデザインは、これらの質問にスムーズに答えることができ、結果として洗練されたものに近づいていきます。

とはいえ、表現したい世界観と、実際のデザイン表現が結びついていないと、なかなか難しいところでもあるので、ここはある程度トレーニングも必要な領域!

まきすず

焦らず少しずつトレーニングしていきましょう!

トンマナのことをまとめた記事も書いているので、参考にしてみてください!

また、トンマナについての理解はあるものの、デザインの引き出しが少ないと、表現できるパターンが少なくなってしまい、なかなか思い通りに行かない場合もあると思います。

ピンポイントに世界観を表現するには、デザイン引き出しの数は非常に重要!

とっしー

勉強法で迷っている方は、引き出しの増やし方から読んでみてください!

まとめ

以上、デザインのチェックポイントをまとめてみました!

  1. 【チェック項目1】使った色を振り返る
  2. 【チェック項目2】情報量と優先度を確認
  3. 【チェック項目3】デザインの方向性(世界観)をチェック

作っているうちにゴールがわからなくなったり、アイディアがまとまらなくなったときには、ぜひ自分でいろいろな角度からデザインチェックをしてみてください!

あなたのデザイン制作が少しでもスムーズになり、成長を感じられるようになっていただけたら幸いです!

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